青い空に魅入られて

第五章:あなたへの想い深めて

ここは「魔法少女リリカルなのは」の二次創作のブログです。 主に百合を取り扱ってます。基本CPは「なのは×フェイト」or「フェイト×なのは」です。

Index ~作品もくじ~

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パラレル長編 第五章:あなたへの想い深めて

2010.07.05.[Edit]
 ――『海鳴荘』・202号室。 早朝六時。『――フェイトちゃん』『なぁに?』『ちょっとお話があるんだけどいいかな? とっても大事なお話』『大事な話? うん。いいよ』『あ、あのね……なのはと付き合ってほしいの』『はい……?』『そ、その付き合ってって言うのは別に変な意味があるわけじゃなくてっ! そ、そのね。なのはが言いたいのは今日からお盆が明けるまでの間、なのはと一緒にフェイトちゃんにもウチに来てほしいなって』...

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パラレル長編 第五章:あなたへの想い深めて

2010.07.06.[Edit]
 奥ゆかしい日本庭園って言うのかな? 『時の庭園』とは違った趣を持つなのはの実家の庭。それから横開きの立派な門。そして大きな道場。 なのはが生まれてから高校卒業するまで生活していた場所に来たんだと思うとなんだか込み上げてくるものがある。今までなのはの事を知る機会をことごとく潰されてきていた私にとって、この帰省同行はなのはの事をより知るチャンスだと思ってるんだ。 そう思ってはいるんだけど……なんだかな...

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パラレル長編 第五章:あなたへの想い深めて

2010.07.08.[Edit]
 玄関先で睨めっこを続ける私となのは。どちらも譲ろうとしない。 やがて暑さに耐えきれなくなった私が、日傘の下にいるなのはにそっと話しかける。なのはもそれにちゃんと答えてくれた。 だけど、『家の中に入ろうよ』と私が言うとなのははまた頬を膨らます。それを何度か繰り返してるうちになのはがようやく訳を話してくれた。 ただそれがまたなんとも私を困らせるもので…………。 なのは。それってどういう意味で捉えたらいい...

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パラレル長編 第五章:あなたへの想い深めて

2010.07.21.[Edit]
 実家に帰ってきて二日目。夏の日差しを避けやってきたのはお母さんが経営する喫茶『翠屋』 ただ実家に帰ってきて悠々自適に過ごそうとは私は最初から思ってない。こっちにいる間は当分『翠屋』のアルバイトさんとしてお小遣いを稼ぐつもりでいる。 私が働くとなれば当然フェイトちゃんも一緒なわけで。こっちに連れてきた時とほぼ同じくらい強引にフェイトちゃんを『翠屋』の短期アルバイトさんとして雇ってもらった。これは昨...

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パラレル長編 第五章:あなたへの想い深めて

2010.07.22.[Edit]
 四カ月ぶりに会った親友は相変わらず賑やかで、私の事を高校の時と同じように接してくれた。 その事は嬉しいけど、私をからかうところもやっぱ相変わらずで、思わず「やめてよ」と言いたくなるような会話に発展しそうになった。 なんとか回避を試みるも相手は私の性格を知り尽くしている綺堂さくらちゃん。ニタリと黒い笑みを浮かべるとあっという間に私の立場は不利になる。 私だけ不利になるのなら慣れっこだからいい。別に...

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パラレル長編 第五章:あなたへの想い深めて

2010.07.23.[Edit]
 綺堂さくらと神咲那美。なのはの小学校からの友達で今もなのはの親友。 私の知らないなのはの一面をこの二人はたくさん知ってるんだと思うと羨ましい。嫉妬すらする。 なのはとは気兼ねなく話せるつもりでいるけど、たぶんこの二人ほど私はなのはと心許せるっていう仲じゃないはずだ。なのはに隠し事をしてる時点でダメだよね。 なのはの親友二人は私の親友たちとどこか似通った部分があった。それはそれで驚きだったけど、何...

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パラレル長編 第五章:あなたへの想い深めて

2010.07.24.[Edit]
 店内に戻ってきた三人にお話をしようと私は優しく話しかける。それなのに那美ちゃんは頑なに真実を離そうとせず、意味のわからない事を言うばかり。 さくらちゃんはいつもと違う様子でなんだか話ができる状態じゃない。それはそれで疑問だけど、私とはお話ができないようだから無視。 となるとやっぱりここはフェイトちゃんしかないよね。フェイトちゃんなら話してくれるって信じてるもん。 なのに……どうしてだろう。フェイト...

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パラレル長編 第五章:あなたへの想い深めて

2010.07.25.[Edit]
 私たちの間で隠し事はしない。あの時交わした約束の一つだ。だから私は話をする事を決意した。 最初に念を押したのは、なのはが絶対に怒るってわかっていたからだ。隠し事はしない以上、さくらに責められたことも話すわけだから当然なのはは怒る。それだけはやめてほしいと思って約束したんだけど。 どうやらさくらの「最低です」と「なのはちゃんの前から消えて」というこの二つが、なのはに怒りの炎を灯させたみたいだった。...

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パラレル長編 第五章:あなたへの想い深めて

2010.07.26.[Edit]
 なのはの実家に来てからなのはと一緒に過ごさない時間があるのって今日が初めてだ。 今家にいるのは、桃子さんと美由希さんと士朗さん。それから私の四人。 『翠屋』が休みだから時間が経つのがすごく遅く感じる。一分一秒がすごく長い気がする。 課題があるわけでもない。特に出かける用事もない私にとって今日は長い一日になりそうだった。 なのはの実家に遊びに来てるのになのはがいない。この間のアレの後にこんな風に過...

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パラレル長編 第五章:あなたへの想い深めて

2010.07.27.[Edit]
 久しぶりの雨。過ごしやすい天気で『翠屋』も休み。こんな日は家でフェイトちゃんとのんびり過ごしたいなぁと思ってたのに、まさかいきなり連絡が来るなんて思わなかったよ。 さくらちゃんから送られてきたメールの件名に『漣大附属国守女子高校三年二組 同窓会案内』と丁寧に書かれてて驚いた。クラスのみんなに会えるのは嬉しい。私も会いたいと少なからず思ってたし。 だけどまたこの間と一緒で、フェイトちゃんを置いて遊...

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