第七章:君と触れ合える幸せ

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パラレル長編 第七章:君と触れ合える幸せ

2012.03.19.[Edit]
 唐突やけど、一輪の花をイメージしてほしい。花びらがたくさんついた可憐な花が個人的にはベストや。 イメージしてくれたかな? 私はもう手にしてるで。脳内お花畑から一輪摘んできた。 じゃあ、今度は「告る」「告らない」って口に出しながら、その花びら一枚ずつ散らしていこか。 簡単な花占いをやってほしいんよ。小さい頃「好き」「嫌い」なんて言いながら花びら散らした人おるんとちゃう? それと同じ要領で、「告る」...

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パラレル長編 第七章:君と触れ合える幸せ

2012.03.20.[Edit]
 親友同士のキスシーンを間近で見たのはたぶんこれが初めてのこと。 演劇では、フェイトちゃんとなのはちゃんにやってもらうことになってるけど、その練習は非公開なわけでどんな様子なのかはわからない。 今のすずかちゃんたちのように互いを想い合うようなキスであるのならば言うことはないんやけどな。 しかし……うん。なんやろ。 生のキスシーンはこう胸の内にどす黒い何かを呼び起こすみたいやね。半年前にリインフォース...

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パラレル長編 第七章:君と触れ合える幸せ

2012.03.21.[Edit]
 一難去ってまた一難、ってところかな。 フェイトちゃんの背中を強く推した後に今度はこれとか、波乱ちゅーのはそこかしこにあるものやね。 それはもう十分理解して入るんやけどな。 ただやっぱり心の準備なり、事前の心構えみたいなのはできるわけないのでテンパってしまうのはわかる。 薄々感づいていた私でさえ結局は取り乱してしもうたわけやし。 ただ大の大人があそこまでからかうというのは頂けない。頂けないんよ、シ...

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パラレル長編 第七章:君と触れ合える幸せ

2012.03.22.[Edit]
 こうして一人ずつ私の知り合いがリア充になっていく。 もちろんそれはそれでええことやと思うし、とりたててどうこうしようとは思わへん。 あるのは羨望と嫉妬。もちろんそれらを凌駕するくらい祝福してる。 しかしなんでかな。ここ最近、こういう話題ばかりが絶えへんのは。 アリサちゃんとすずかちゃんが恋仲になって、んでもってフェイトちゃんとなのはちゃんが恋仲にでもなってたりしたら私だけ溢れてまうやんか。 まあ...

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パラレル長編 第七章:君と触れ合える幸せ

2012.03.23.[Edit]
 はやての執事の長であるリインフォースに送ってもらう車中の中。 アタシは、いえ、アタシとすずかはえらくたくさんの質問攻めに遭ってしまった。 思わぬ伏兵というか、予想外の敵というか。まあ、はやての家族である時点である程度は覚悟していたことだけど、でもまさかリインフォースに根掘り葉掘り聞かれちゃうなんてね。 それも馴れ初めだけじゃなくて、もっとディープな内容まで。 いったいそんなことまで聞いて彼女にど...

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パラレル長編 第七章:君と触れ合える幸せ

2012.03.24.[Edit]
 三時間足らずの睡眠時間なんて寝たうちになんて入らへん。 こんなもんただの仮眠程度でしかない。一日を元気にはきはきと過ごすには最低でも六時間は頭を休ませろと言われている通り、三時間程度では疲れは取れてないし、アルコールも抜けきってはいなかった。 また昨晩遅くまで起きていたこともあり頭はぼーっとしていて、飲み過ぎたせいか時折頭痛もするし、喉も痛い。 身体のコンディションはここ数週間の中で一番最悪。 ...

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パラレル長編 第七章:君と触れ合える幸せ

2012.03.25.[Edit]
 目を覚ますとみんなでわいわい騒ぐはずだった昼休みは残り五分で終わろうとしていた。 私は机の上に突っ伏した形で気を失っていたらしく、その脇に食べかけのお弁当が丁寧に包みに戻した状態で置いてあった。 それとユーノ君が買ってきてくれたホットだったお茶も。 なんだかもの凄く怖い目に遭ったんやけど……というかマジで理不尽極まりない。 確かに八神家の面々は今朝方アリサちゃんたちに恥をかかせたかもわからへんけど...

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パラレル長編 第七章:君と触れ合える幸せ

2012.03.27.[Edit]
 フェイトちゃんとなのはちゃん不在の演劇サークルの練習は、練習というよりただのファッションショーでしかなかった。 演技の練習をしようにも重要な役を担う二姫がいないんじゃ練習もしようもない。それ以外のパートはもうしつこすぎるくらいに合わせて練習してもうてるからする必要がなくて、 結局は私お手製のバリアジャケットなり衣装なりを着ては、「可愛い」やら「カッコいい」とか褒め合って金曜の練習は終わった。 結...

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パラレル長編 第七章:君と触れ合える幸せ

2012.03.30.[Edit]
 晴れた日に響き渡る家族の咆哮。 ただごとじゃないというのは、それを聞けばすぐにわかる。 ましてや日頃家に帰ってくることのないあの盾の守護獣が帰ってきたんや。 何かあって然り、と考えるのが常套。 その時の私は、それくらいにしか考えてへんかった。 まさか、あんなことになっていようなんて想像すらしてなかったんや――     パラレル長編 第七章:君と触れ合える幸せ        第九話 「長閑な土曜日?...

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パラレル長編 第七章:君と触れ合える幸せ

2012.04.03.[Edit]
 大切な人がまた消えた。 もう絶対に誰かを失うまいと、もう絶対誰も悲しませまいと小さいながらもこの両手で包んで大切に守ってきたのに。 それがまた私の手から零れていった。落ちていった。消えていった。 嫌や。嫌や。嫌や……! またあんな悲しい思いするのはもう――     パラレル長編 第七章:君と触れ合える幸せ        第十話 「長閑な土曜日? ~八神家の昼前~」...

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